クレジットカード現金化は損?それともお得?
お金に困った時の最終手段とも言われる闇金融を気軽に利用する人はいないはずです。
それと同じくらい消費者金融やキャッシングにマイナスイメージを持っている人は多く、とにかく借金は悪と考える人は少なくありません。
実際、消費者金融業者が摘発された、利用者が借金返済のために犯罪を犯したというニュースを耳にする機会は多いのではないでしょうか。
クレジットカード現金化についてよく知らない人の中には、闇金融や消費者金融と同じようなものだとかんげる人もいるようですが、実際には全く異なるものでサービスを提供する業者も違います。
またカードを現金化すると損だという考えを持つ人もいるようで、それもカード現金化に対する偏見に繋がっているようです。
ここでは、なぜそのような印象を持たれてしまうのか、原因として考えられる点を検証してみました。
現金化は損と言われる理由
クレジットカード現金化業者を利用したことがなくても、カードを現金化する際の換金率が100%にならないことを知っている人はいると思います。
支払った額よりも受け取るお金が少なければ損をしたと思うのも当たり前で、現金化利用のたびに余計なお金を払っているのは確かです。
業者によって違いますが、一般的にクレジットカードを現金化した時の換金率は75%~80%ほどなので、利用するたびに約2割のお金を余分に使っているとも言えます。
本当にお金が必要な時に1回だけ利用すると考えれば、それほど惜しくないかもしれませんが繰り返し利用するとなれば損も膨らんでいきます。
カードを現金化するメリット
一度利用すればクレジットカード現金化で損をすることはわかりますが、それでも繰り返し利用する人がいます。
業者の数は年々増え続けているとも言われますが、それは利用者の数が増えているからです。
なぜ損だとわかっていてもカードを現金化するのか、どんなメリットを感じて利用しているのかを以下に挙げてみました。
※申し込みも現金受け取りも来店不要
借り入れを申し込むためには銀行や消費者金融の店舗に足を運ぶ必要があり、来店したとしても融資を断られることがあります。
場合によっては無人契約機が利用できることもありますが、わざわざ出かけるという手間をかけなければいけないのは同じです。
クレジットカード現金化の場合は、オンラインで申し込みから現金の受け取りまで可能なため、ネット環境さえあればどこからでも手続きができます。
申し込みにかかる時間も数分程度なので空き時間に申し込むことができ、面倒なやり取りをする必要もありません。
早ければ数分後には現金が指定の口座に振り込まれるので、急いでお金が必要な時にも間に合わせることができるでしょう。
※資金調達方法が誰にもバレない
消費者金融で借り入れをする際には、会社に在籍確認が入ることもあります。
社名を名乗ったり、消費者金融だということがわかるような電話がかかってくることはありませんが、怪しげなことに関係しているのではと勘繰る人がいるかもしれません。
また借り入れができることになったとしても、消費者金融の専用ATMを利用しているところを人に見られるのが恥ずかしいという人もいます。
全くの他人であっても借金しているという目で見られるのは嫌ですし、知り合いなどに見られると変な噂を立てられる心配もあります。
銀行のATMを利用して引き出す方法はあるものの、手数料を支払わなければならないので少しでも多くのお金が欲しい時には痛い出費です。
カード現金化であれば収入証明や在職証明不要なので、利用したことが人にバレることはありません。
振り込みは自分の銀行口座なので引き出しをしていても不自然ではありませんし、借金の返済として請求が来るわけでなくカード会社から商品の代金として請求が来るだけなので、同居している家族がいたとしても、現金化したことを知られることはありません。
サービスにコストがかかるのは当然
カード現金化業者の利用には数多くのメリットがあり、利用者はそのサービスを受けることで現金を手に入れられます。
普通にクレジットカードで買い物をすれば商品は手に入りますが現金は手に入りません。
購入した商品を転売してお金にするのも一つの方法ですが、そのためには手間も時間もかかるうえかった時と同じ値段で売ることはできないでしょう。
業者を利用するということは、こうした流れを代行してもらっているということになります。
また来店せずに申し込みから現金の受け取りまでが可能というのも、業者が提供しているサービスに当たります。
現金化した際に受け取るお金が支払額より2割程度減るのは、損をしたというよりもサービス料を支払ったという方が正解かもしれません。
これが高いと思うかどうかは人によって感じ方が違うかもしれませんが、現金化で損をする、コスパが悪いという考え方が全て正しいとは言えないでしょう。