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バンドルカードで変わるキャリア決済現金化の今後
携帯電話の通話料金と買い物などの利用料金をまとめて支払えるキャリア決済を現金化の手段として利用していた人も多いでしょう。人によってはクレジットカード現金化より面倒に感じるそうです。また慣れていない人は利用が難しく、あまり一般的な現金化の方法とは言えません。
現金化を行うために購入されていたAmazonギフト券が急に買えなくなったりなど、利用者にとってのデメリットも多いのも、キャリア決済が現金化の方法として認知されない理由かもしれません。

知っておきたいバンドルカード情報
バンドルカードにはスマホにダウンロードして利用するバーチャルカードと現物があるプラスチックカードの2種類があります。どちらも事前にお金をチャージするプリペイドカードですが、チャージできる金額などに差があります。
バーチャルカードの特徴は何といっても発行までに時間がかからないことで、スマホに入れればすぐに利用可能です。ポチッとチャージという機能が付いており、これを使えば2万円までチャージが可能になります。実質的に2万円を審査なしで借り入れできることになりますが、利用に当たっては審査があります。(※限度額が設定されている)クレジットカードと同じような使い方もできるバンドルカードですが、カードにチャージできる金額には上限が設けられています。
またバーチャルカードはネット決済に利用が限定されており、実店舗での支払いには利用できません。限度額はプラスチックカードの方が高く設定されており、こちらは実店舗でも利用可能です。ただし発行無料のバーチャルカードに対して、プラスチックカードは発行費用として300円かかります。
実店舗ではクレジットカードやデビットカードを利用するという人であれば、わざわざプラスチックカードを申し込む必要はないでしょう。1回にチャージできる金額や利用限度額は、それぞれのカードで以下のようになっています。
バーチャルカード
- 発行手数料:無料
- チャージ限度額/回:3万円
- チャージ限度額/月:12万円
- チャージ累計利用限度額:100万円
- 残高限度額:10万円
プラスチックカード
- 発行手数料:300円
- チャージ限度額/回:10万円
- チャージ限度額/月:200万円
- チャージ累計利用限度額:なし
- 残高限度額:100万円
最初に300円払う必要はあるものの、プラスチックカードの限度額の高さを魅力に感じる人はいるかもしれません。しかし申し込みの際に審査があること、カードの現物が届くまで利用できないことなどバーチャルカードと異なる点があります。
色々選べるバンドルカードのチャージ方法
プリペイドカードは使う前にお金をチャージしておかなければなりません。バーチャルカードをダウンロードしたら、まずはチャージしましょう。コンビニの店頭で現金をチャージすることもできますし、ドコモのケータイ払いやクレジットカードからのチャージも可能です。
バンドルカードの申し込みから発行まで
バンドルカードの申し込みから発行までは、アプリの利用に慣れた人なら数分で終わります。難しい手順もなく一つずつ進めていけば、すぐにカードが使えるようになるはずです。もし上手くダウンロードできない、登録が完了しないという場合は以下の手順を再度見直してみてください。
- アプリをダウンロードする
- ダウンロードしたアプリを開く
- 新規作成ボタンを押して開いた画面で情報入力
- 届いたSMSから本登録
- カード発行完了
アプリは利用しているスマホによってAppstoreかGooglePlayのどちらからダウンロードするのかが違います。また登録した電話番号にSMSが届くので、電話番号を間違えないように入力することも大事です。IP電話など一部の電話番号での登録はできないので、自分の電話が対応しているかどうかは事前に確認しておいてください。
バンドルカード現金化。バンドルカードのキャリア決済の欠点
バンドルカードを経由してキャリア決済をどう現金化するのかというと、バンドルカードで商品を購入するだけです。
キャリア決済現金化では主にAmazonギフト券が使われますが、現在はキャリア決済での支払いができません。しかしキャリア決済でバンドルカードにチャージして、バンドルカードでAmazonギフト券を購入することは可能です。
上限金額がそれほど高くないので、まとまった額を現金化するのは難しいですがキャリア決済では全く不可能なAmazonギフト券の購入が可能なのは大きなメリットと言えます。ただしキャリア決済できるのはドコモケータイ払いのみです。以前はソフトバンクのまとめて支払いでのチャージも可能でしたが、2018年3月に中止になって以降再開されていません。

これまでにも、Amazonギフト券購入がキャリア決済できなくなったこともあります。キャリア決済が行えていたバンドルカードへのチャージも中止されてしまいました。今後もキャリア決済での支払いやチャージができないものは増えていくかもしれず、それに伴ってキャリア決済現金化も難しくなってくるかもしれません。