一括払いしかできないのは例外?
クレジットカードで分割払いができないケースがあるのは事実です。クレジットカードの支払いで一括払いできない人も少なくないと思いますから、分割ができなくなると困まるものです。
加盟店が一括払いの契約しかしていない場合などがそれに該当します。またエステ料金などは一括払いしかできないことも多いようです。しかしながら、現金化の場合だと一括払いしかできないというケースはまれのような気がします。
なぜかというと、現金化する利用者の支払いが一括支払いできないケースが多いことは、業者も十分承知しているからです。このため支払回数はいくつも用意されているのです。ですからあまり心配する必要はないでしょう。
一括払いのクレジッカードは避けるべき
現金化する場合、一括払いの心配は無用といいました。ただ、クレジットカードの選択をするうえでカードの特性を理解しておく必要があります。
一括払いしか対応していないクレジットカードは避けるべきでしょう。例えば、アメックスカードは分割払いに対応していません。また、ダイナースも同様です。現金化する目的でカードをつくる際は、知っておきたい事柄です。
セゾンカードなどは分割が2回までになっており、会社によって異なることがわかります。だからカードの分割の有無は事前に調べておきましょう。
意思表示の誤りでも大丈夫?
例えば、このような場面に遭遇したとき、どうすればよいでしょうか?カードでの決済のとき、誤って「一括で」といった場合です。意思表示を勘違いしていったらどうなるかという問題です。
一度口に出したのだから、修正がきかないと思いがちです。ところがそうではないようです。取引を終えた後でも、分割払いに変更することは可能です。クレジットカード会社により違いますが、たいていの場合、変更はできます。
のちのち複数回の分割に設定し直す機能が用意されています。これを使えば問題ないようです。うっかりして、「分割で」のところを、「一括で」といってもあわてることなく、修正機能を使えば大丈夫といえます。冷静に対応するようにしましょう。
変更には注意も必要?
意思表示のうっかりミスから変更ができるのは利用者にとってうれしいことです。しかし、変更できる期限に限りがあるので注意が必要です。
三井住友カードを例にとると、引き落としされる銀行によってことなりますが、おおよそ2日から6日営業日前までに変更手続きを済ませておく必要があるようです。
変更手続きの時間は数分もあればできますので、早めの手続きをするようにしましょう。
分割手数料の確認
一括払いの負担から分割払いできるメリットは大いにあります。ただ、注意したい点があります。分割手数料という文言です。意外にも手数料のことを忘れている利用者は多いようです。
分割払いにすると手数料がかかります。支払い総額をみてビックリすることがあります。手数料分が意外にかかっているため、予想に反して出費がかさんでしまうのです。
本来は分割にすることによって負担を軽くする目的でした。ところが分割手数料で一括払いよりコストアップなんてこともありえる話です。そうなれば元も子もありませんよね。
だから、毎月の支払い額と、支払い総額を比較して、どちらがお得か考える必要があります。
長期的にお得な方を選択するようにしたいものです。
メリット、デメリットを知ろう
クレジットカードの分割がとても便利です。便利が故に分割を選択しがちです。融通がきくために一括払いよりも分割に目がいってしまします。ただ、上記でも述べましたが、分割手数料のことを考慮していないと、かえって割高な支払になってしまいます。
これは分割のデメリットといえます。一方、分割のメリットはまとまったお金がない場合は、これほど便利な方法はありませんよね。資金調達するなどの場合にも応用できます。
クレジットカードの現金化で、決済方法として一括または分割を選択するときには、利用頻度や財布と相談しながら決める必要がありそうです。クレジットカードのメリット、デメリットを比較しながら、自身にあった使い方を工夫しましょう。